現代のベイリー橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:37 UTC 版)
現在、ベイリー橋はわずかの改良点はあるものの、初期の設計とほぼ変わりなく存続し、今日も広く使われている。なかでも英国グロスタシャー州に拠点を置く Mabey社は、第二次世界大戦後すぐに英陸軍から橋のライセンスを購入し、よりコンポーネントの種類を少なくし、構築時間の短縮と耐久性を強化につとめた。 ベイリー橋は、本来は軍用あるいは災害時など一時的な期間に使用される仮設橋であるが、安価で汎用性があるため、開発途上国において恒久橋として使用されている場合が数多く見られる。その多くが、老朽化し、また耐久性に問題があり、崩落や事故なども起こっているとして深刻な問題となっている。
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