現代のウルガタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 02:53 UTC 版)
20世紀に入ると教皇ピウス10世のもとで最新の研究に基づいた『ウルガタ』の校訂が決定され、ベネディクト会員らによって新たなテキストが発表されている。さらに1965年には教皇パウロ6世の指示によって原典に基づいた『ウルガタ』聖書の校訂が決定され、1979年に完成している。これはNova Vulgata, 『新ウルガタ』聖書といわれるものである。 このように『ウルガタ』聖書はヒエロニムスに由来し、絶えることのない研究と改訂によって現代に至るまで聖書のラテン語訳の決定版としての地位を維持している。
※この「現代のウルガタ」の解説は、「ウルガタ」の解説の一部です。
「現代のウルガタ」を含む「ウルガタ」の記事については、「ウルガタ」の概要を参照ください。
- 現代のウルガタのページへのリンク