王有㥄陀とは? わかりやすく解説

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王有㥄陀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 13:21 UTC 版)

王有㥄陀(おううりょうだ[1]、生没年不詳)は、『日本書紀』によると、554年百済から倭国に貢上されたという医博士[1]。王有㥄陀は、言語学的に、中世ペルシア語の「ワイ・アャーリード(Way-ayarid)」または「ワイ・ヤーリード(Way-yarid)」の写音とみられ、百済に寄留していたイラン系胡人かその子孫とみられる[2]


  1. ^ a b 日本人名大辞典+Plus『王有〓(“りっしんべん”に「夌」)陀』 - コトバンク
  2. ^ a b c d e f 松木明知 (1983年10月). “欽明朝に来日した百済の医師王有㥄陀について”. 日本医史学雑誌 29(4) (日本医史学会): p. 451-452 
  3. ^ 服部敏良日本医学史研究余話』科学書院、1981年10月1日、22頁。ISBN 4760301003
  4. ^ a b 日本大百科全書五経博士』 - コトバンク
  5. ^ 田村圓澄・黄寿永『百済仏教史序説』吉川弘文館〈百済文化と飛鳥文化〉、1978年10月1日。ISBN 4642020861
  6. ^ 杉山二郎『正倉院 : 流沙と潮の香の秘密をさぐる』瑠璃書房、1980年、175-176頁。
  7. ^ 伊藤義教『ペルシア文化渡来考―シルクロードから飛鳥へ』岩波書店、1980年、48-68頁。
  8. ^ 井本英一『古代の日本とイラン』学生社、1980年1月1日、9-14頁。ISBN 4311200382
  9. ^ 『対外関係史辞典』田中健夫石井正敏吉川弘文館、2009年1月1日、356頁。ISBN 978-4642014496
  10. ^ 斎藤正二『日本的自然観の研究 変容と終焉』八坂書房斎藤正二著作選集4〉、2006年7月1日、129頁。ISBN 978-4896947847
  11. ^ 菅原信海『日本思想と神仏習合』春秋社、1996年1月1日、24頁。ISBN 978-4393191057
  12. ^ 浜田耕策 (2005年6月). “4世紀の日韓関係” (PDF). 日韓歴史共同研究報告書(第1期) (日韓歴史共同研究): p. 6. オリジナルの2015年10月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151018092951/http://www.jkcf.or.jp/history_arch/first/1/1-01-hamada_j.pdf 


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