王山岳とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 王山岳の意味・解説 

王山岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/06 07:46 UTC 版)

王 山岳
各種表記
ハングル 왕산악
漢字 王 山岳
発音: {{{nihonngo-yomi}}}
日本語読み: おう さんがく
テンプレートを表示

王 山岳(おう さんがく、朝鮮語: 왕산악生没年不詳)は、高句麗の第24代王である陽原王時代の宰相音楽家作曲家[1]

王山岳は、中国姓・中国式姓名である[2]。高句麗人の人名は基本的に高句麗滅亡まで中国化することはなかった[3]。全徳在(朝鮮語: 전덕재檀国大学)は、王山岳は、朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡帯方郡で勢力を張った中国系豪族楽浪王氏の出自であり、314年頃に高句麗が楽浪郡帯方郡を滅ぼした後、高句麗に吸収された楽浪王氏の遺民とみて間違いない、と指摘している[2]

概要

朝鮮最古の歴史書『三国史記』によると、王山岳は中国をもとにコムンゴをつくり、この楽器のために100余曲を作曲した。コムンゴは代表的な朝鮮の弦楽器で、原型とみられるものが安岳3号墳や舞踊塚古墳の壁画に描かれている[1]朝鮮の音楽は古代から中国の音楽の多大な影響を受けており、中国の楽器制度や音楽理論の影響を受けながらも、よく消化吸収して、外来音楽の自国化を推し進めた[1]

脚注

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  王山岳のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「王山岳」の関連用語

王山岳のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



王山岳のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの王山岳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS