歩兵第81連隊とは? わかりやすく解説

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歩兵第81連隊

(独立混成第38旅団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/24 14:23 UTC 版)

歩兵第81連隊
創設 1938年
廃止 1945年
所属政体 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 姫路
通称号/略称 月7386
上級単位 第17師団 - 独立混成第38旅団
最終位置 ソロモン諸島 ブーゲンビル島
主な戦歴 日中 - 第二次世界大戦
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歩兵第81連隊(ほへいだい81れんたい、歩兵第八十一聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。本項では歩兵第81連隊を基幹戦力として編成された独立混成第38旅団についても述べる。

沿革

1938年(昭和13年)7月14日に軍旗拝受。第17師団へ隷属。日中戦争のため華中に派遣され、蘇州徐州の警備に就く。

太平洋戦争勃発後の1943年(昭和18年)9月、ソロモン諸島の戦い激化のため第17師団は南方転用されることとなった。師団主力はニューブリテン島へ進出したのに対し、連隊は第17歩兵団司令部などとともにブーゲンビル島へ分遣された。海上輸送中に連隊の第1大隊は海没し、別の2個中隊は輸送船が損傷したため小型舟艇に乗り換えて進出した。ただちにブーゲンビル島の戦いへ加わり、島北部の守備を担当した。1944年(昭和19年)7月にブーゲンビル島所在の第17師団関係の部隊を整理して独立混成第38旅団が新設されると、歩兵第81連隊は同旅団唯一の歩兵連隊としてその中核を担った。独立混成第38旅団は、歩兵第81連隊を主力に持久戦闘を継続しつつ、1945年(昭和20年)8月の終戦を迎えた。

歴代連隊長

歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 松浦豊一 1938.7.15 -
2 池田栄之助 1940.8.1 -
金子篤 1941.1.27 -

参考文献

関連項目




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