独特のプログラムと記章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/10 15:49 UTC 版)
「ローバースカウト」の記事における「独特のプログラムと記章」の解説
1920年代、ローバースカウトの進歩章 (当時特修章として知られていた)はボーイスカウト部門のものとさほど変わらず、ローバースカウトは初級章と赤く装飾されたキングススカウト章を技能章とともに着用した。加えて、認められたスカウトは左の肩布にランブラー章とローバー教導章を着用できた。 1930年代、記章の数は大幅に削減され、初級章もキングススカウト章も技能章もなくなった。 ローバーはランブラー章とローバー教導章のみ着用することができた。第二次世界大戦の後、しばらくの期間はローバー教導章すら発行されなかった。状況が改善されたのは"Plan for Rover Scouts"が「進歩章」を紹介した1948年以降である。当初は右胸ポケットに着用する首紐とされたが、後に 右肩布につける記章に変更された。 ローバー部門の低迷を救おうとして、英国連盟は1956年にあらたな指導案を紹介し、そこで新規加入者を引き付けるべく新たな記章が導入された。ローバースカウトの最高章として左肩につけるベーデン=パウエル章が認められるまでは、クイーンズスカウト章はミニチュアレプリカを左襟に着用することができた。
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