特別区制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 19:15 UTC 版)
「満洲国の地方行政区画」の記事における「特別区制」の解説
満洲国建国当初、中華民国東省特別行政区の制度はそのまま維持され、国務総理の監督の下に長官公署が設置され、特別区内の一般行政事務を担当した。1933年(大同2年)6月1日、中東鉄道は北満鉄道と改称、7月1日に東省特別行政区は北満特別区と改称された。1934年(康徳元年)3月23日、北満鉄路全線の利権がソ連より満洲国に売却、翌年1月1日に北満特別区の廃止が宣言され、管轄区域は最寄の市県に分割移管されている。 これ以外にも1932年(大同元年)に吉林省延吉地区に間島特別区の設置が検討されたが、実際に設置までに至っていない。
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