特に大きすぎる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 19:11 UTC 版)
植物採集にあるとおり、植物の構造には単位としてのシュートが繰り返されているというパターンがある。標本はこれを少なくとも一つ含むべきである。従って、これがやたら大きいものは、切り捨てて省略することが困難となり、標本は非常に大きいものにならざるを得ない。その典型がバショウ科とヤシ科である。これらはともに一枚の葉が数メートルに達する上、花序や果実も非常に大きく、花や果実の揃った標本を作ると一点で10kgを越えることがある。しかも乾燥させづらい。そのため採集者泣かせで知られ、一枚の葉の一部のみを標本とする例もある。そのために標本研究が進まない側面があるという。
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