爪彫薬師堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:05 UTC 版)
山門より奥に約200m入ったあたりに楠の立木に彫った薬師如来があったが、明治初年に台風で倒れたためその跡地に堂を建立し倒れた楠を霊木として安置している。また、付近の岩窟からは弘法大師の御加持水と呼ばれる清水が湧き出す。なお、堂は老朽化のため2014年に建て替えられ、その後も参道や湧水口の整備が続けられ2018年完了した。爪彫薬師に参拝すれば、首から上の病の平癒に霊験があり、祈願がかなった折「願ほどき」のために穴の開いた石を奉納する習わしがあるため、お堂の床下周囲にはおびただしい数の小石が置かれていたが、それも一区画に積み上げるようになっている。納経及び御影の授与は大日寺納経所にて。
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