煮え湯・煮え粥・熱茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 14:28 UTC 版)
かつて煮え湯・煮え粥は篭城戦の際攻め登る敵の撃退に用い、船上でカシキ(ママタタキとも:炊事船員)が常に炊き対海賊用の護身・撃退に投げつけて用いた。後に自身番が不寝番(夜間哨戒)の際夜間の暖を取る火で作った煮え粥・葛湯、本来は夜間の眠気覚ましに鉄瓶で沸かした煮えた熱茶を同様に利用した。また粥は翌朝の朝餉にも利用され、そのための薪炭料が給与とは別個に支給された。同様の用法に煮え油が十字軍遠征の篭城戦の際に用いられた例がある。
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