無一文から宝石商へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 04:26 UTC 版)
無一文の賢治は、まず問屋へ行き、着ていた上着を置いて頼み込み、それをカタにサラシ一反を借り、病院の入院患者のところへ行って、安価で販売してはすぐ問屋に戻り仕入れるという手法を思いつき、これを繰り返すことで資本を増やした。しかし、行商する品物が増えると人目につき、債権者に売上を取り上げられてしまうため、倉庫も運搬具も必要とせず、持ち歩いても目立たない、宝石、貴金属の販売を思いつく。貴金属品を扱う問屋に丁稚小僧のように入り込み、毎朝早くから出勤してこまめに働くと、半年ほどで働きぶりを認められ支配人となる。その後、自ら宝石を仕入れ、商売をはじめることになった。
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