烏有先生とは? わかりやすく解説

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うゆう‐せんせい〔ウイウ‐〕【×烏有先生】

読み方:うゆうせんせい

《漢の司馬相如が「子虚賦」の中で、亡是(むぜ)公とともに仮設した人物であるところから》架空の人物


烏有先生

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 02:39 UTC 版)

名詞

烏有先生うゆうせんせい

  1. 仮に設定した、実在しない人物架空人物

語源

司馬相如『子虚賦』の登場人物。「烏有」とは「いづくんぞ有らむや(どうして有ろうか、有ろうずがない)」の意で、架空の人物であることが名前からわかる仕掛けになっている。なお、同作には、「子虚」「亡是公」という人物登場するが、やはり架空の人物である。下記出典」の節も参照

発音(?)

う↗ゆーせんせ↘ー

出典

白文

使子虚使于斉、斉王発車騎、与使者出畋。畋罷、子虚過姹烏有先生、亡是公在焉。

訓読文

、子虚をしてに使ひたらしむ。斉王悉く車騎発し使者と畋(かり)出づ。畋(かり)みぬるとき、子虚よぎりて烏有先生にはじる。亡是公(むぜこう)せり。

現代語訳

の国が、子虚という者を斉の国に使者として遣わした斉王は、あらゆる車馬出し使者と共に狩り出掛けた。狩り終わると、子虚は烏有先生の家に立ち寄り自慢話をした。亡是公もそこにいた。



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