火力発電所の増出力について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:16 UTC 版)
「東日本大震災による電力危機」の記事における「火力発電所の増出力について」の解説
過負荷運転や炭種変更、重油の専焼等による火力の増出力は、計画的または緊急時に対応している(あくまでも一時的である)。 東北電力東新潟火力発電所3号系列(109万→121万kW)、4号系列(161万→170万kW)は運用見直しを行い、必要な手続きを経て2011年3月17日より正式に増出力。仙台火力発電所4号機(44.6万→46.8万㎾)も2017年4月に、新仙台火力発電所3号系列(98万→104.6万㎾)も2017年7月に正式に増出力。 九州電力新大分発電所2号系列(87万→92万㎾)は2016年10月3日に正式に増出力。 東京電力横浜火力発電所7号系列、8号系列(各140万→各150.8万㎾)はガスタービン等を更新したうえで、2015年から3年かけて増出力する。また、富津火力発電所2号系列もガスタービンなどの取替が順次進み、高効率ユニットの運転台数が増加したことから、一層の発電設備の効率運用を推進するために定格出力を100万kWから112万kWに変更(総出力は504万kWから516万kWに増加)した。 増出力運転状況(2018年夏季)北海道電力 東北電力 東京電力 中部電力 北陸電力 関西電力 中国電力 四国電力 九州電力 2万kW 9万kW 40万kW 9万kW 1万kW 4万kW 4万kW 4万kW 4万kW
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