漆搔き

デジタル大辞泉

うるし‐かき【漆^×掻き】

読み方：うるしかき

１ ウルシの樹皮に傷をつけて、にじみ出る生漆(きうるし)をへらでかきとって採集すること。また、その職人。《季 夏》

２ 漆を精製するために、生漆を攪拌(かくはん)すること。また、その職人。

ウィキペディア小見出し辞書

漆掻き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/01/25 00:08 UTC 版)

「秀衡塗」の記事における「漆掻き」の解説

6月から10月にかけて、漆の木から漆液を集めることができる。漆掻き職人は日の出から日の入りまで山を駆け回り、木に傷をつけてにじみ出てくる漆液を集める。シーズンの間、一本の漆の木からは4日に一回漆を集め、合計するとおよそ150グラム、お椀にして約20個分の漆液を採ることができる。

Weblio日本語例文用例辞書

「漆掻き」の例文・使い方・用例・文例

• 漆掻きという,漆の樹液を掻き取る道具
• 生漆の粘度を増す,漆掻きという職業
• 漆掻きという,漆の樹液を集める職業