渡辺一史_(作家)とは? わかりやすく解説

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渡辺一史 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/24 06:55 UTC 版)

渡辺 一史
誕生 (1968-02-26) 1968年2月26日(54歳)
愛知県名古屋市
職業 作家フリーライター
言語 日本語
国籍 日本
最終学歴 北海道大学文学部行動科学科中退
活動期間 2003年 -
ジャンル ノンフィクション
主な受賞歴 第25回講談社ノンフィクション賞(2003年)
第34回サントリー学芸賞(社会・風俗部門、2012年[1]
デビュー作 『こんな夜更けにバナナかよ』
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渡辺一史(わたなべ かずふみ、1968年2月26日[2] - )は、日本のフリーライターノンフィクション作家北海道札幌市在住[3]読売新聞読書委員。

略歴

愛知県名古屋市生まれ、大阪府豊中市育ち。

大阪府立北野高等学校を経て、1987年北海道大学理Ⅱ系入学。高橋世織の教え子でもあったが[4]、自ら創刊したキャンパス雑誌の編集にのめり込み[5]1991年9月北海道大学文学部行動科学科中退。その後北海道を拠点にフリーライターとして活動する[6]。多数の道内市町村・郷土関係の出版物に共同執筆として参加している。

2003年、札幌で自立生活を送る重度身体障害者とボランティアを描いた『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』で第25回講談社ノンフィクション賞、第35回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

2012年、取材・執筆に8年を要した二冊目の著書『北の無人駅から』で第16回林白言文学賞、第12回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、第34回サントリー学芸賞[1]、第26回地方出版文化功労賞受賞。

2018年、『こんな夜更けにバナナかよ』が大泉洋主演・前田哲監督で実写映画化される[7]

著書

脚注

  1. ^ a b “第34回サントリー学芸賞 選評” (プレスリリース), サントリーホールディングス, (2012年11月13日), https://www.suntory.co.jp/news/2012/11613-2.html 2018年8月25日閲覧。 
  2. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.470
  3. ^ ダイバーシティ実践論9「こんな夜更けにバナナかよ──映画化と原作執筆の舞台裏」 | DOORプロジェクト” (日本語). 2023年1月24日閲覧。
  4. ^ 気象観測が好きな文学少年が映像文化論を展開するまで”. Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン) (2013年10月21日). 2023年1月24日閲覧。
  5. ^ 『こんな夜更けにバナナかよ』原作者・渡辺一史:北海道から見える日本社会の縮図を追い続けて” (日本語). nippon.com (2018年12月26日). 2023年1月24日閲覧。
  6. ^ プロフィール
  7. ^ “大泉洋がわがまま言い放題!『こんな夜更けにバナナかよ』特報解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年8月24日). https://natalie.mu/eiga/news/296653 2018年8月25日閲覧。 

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