渡航についての警告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 21:16 UTC 版)
ジカ熱と小頭症の関連する証拠が増加したため、危険情報が出されるケースが発生した。2016年1月15日には、アメリカ疾病予防管理センターから妊婦に対する渡航延期勧告が行われた。対象となったのは、カーボベルデ、カリブ海地域(バルバドス、キュラソー島、ドミニカ共和国、ハイチ、グアドループ、ジャマイカ、プエルトリコ、マルティニーク、セント・マーチン島、アメリカ領ヴァージン諸島)、中央アメリカ(コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ)、メキシコ、太平洋諸島(サモア、トンガ、アメリカ領サモア)、南アメリカ(ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、フランス領ギニア、ガイアナ、パラグアイ、スリナム、ベネズエラ)。また、妊娠を予定している女性にも、渡航前に医師との相談を考慮するように示唆している。日本の国立感染症研究所は、「可能な限り妊婦の流行地への渡航は控えた方が良いと考える」とする見解を発表した。
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