減衰力特性
ショックアブソーバーの各ピストンスピードで発生する減衰力のこと。ショックアブソーバー内部のリーフバルブの剛性やオリフィスの径などの設定で、狙いの減衰力特性がつくられる。操縦安定性や乗り心地性能から、引張り側と圧縮側とで異なる特性を、またピストンスピードによっても異なる特性をもたせている。通常、圧縮側は引張り側より低い減衰力としている。ピストンスピードの低い領域では減衰力は小さく、ピストンスピードが高い領域では大きい減衰力を発生させている。ピストンスピードが決まると減衰力が決まってしまうショックアブソーバーに対して、減衰力可変のもの、周波数感応式のもの、ピストン位置(車高)依存式のものがある。
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