混合技法の名称と由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 05:27 UTC 版)
「ヴィーナマールシューレ」の記事における「混合技法の名称と由来」の解説
マックス・デルナー(Max Doerner)はジョット、ファン・アイク兄弟からティツィアーノ、レンブラントに至る画家たちの絵画技術の核心を探り、それをテンペラ、油、樹脂を併用する技法として仮説を立て、それを自らの労作「絵画技術体系」において「混合技法」(独:Mischtechnik, ミッシュテクニーク) としてまとめた。マックス・デルナー著「絵画技術体系」は佐藤一郎(画家)が翻訳し1980年美術出版社から出版された。「混合技法」は "Mischtechnik" の翻訳語である。(英語表記は "mixed-technique"。)二つ以上の媒体を用いて制作するときの用語 "mixed media" と混同されることがある為、厳密には「テンペラ・油彩併用技法」と記すことが望ましい。
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