深澤家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:51 UTC 版)
蔵2棟を含む建造物3棟と宅地が国の重要文化財に指定されている。深澤家は加納屋を屋号とする贄川屈指の商家で、主屋は嘉永7年(1854年)、北蔵は文政4年(1821年)、南蔵は文久2年(1862年)に建築されたものである。主屋は切妻造、平入り、2階建、鉄板葺きで、桁行(間口)10.6メートル、梁間(奥行)17.3メートルと、奥行きの長い建物である。内部は縦2列に8室を配する間取りで、下手(向かって右)に通り土間を設ける。2階は表側と裏手に各1室を設ける。当住宅は建築年代が明らかであり、蔵も含めた屋敷構えがよく残され、江戸時代末期の宿場の町家の状況を伝える建物として貴重である。
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