消防用設備の消火栓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 21:06 UTC 版)
これらは、主に自衛消防組織や施設の利用者等による初期消火に利用されるもので、放水性能が限られており、公設消防隊が使用する事は極めて例外的である。 平時より、消火栓設備を設けた建物を利用する者はその使用法を熟知する必要がある。 一般的な消火栓は何れも20分間以上の放水ができる様に設計されている(危険物や高圧ガス向けの特殊な物もあるが割愛する)。また、同時に使用し得る消火栓は消防法施行令第11条第3項第2号イからハまでに規定されているとおり2個程度である。一般的な消火栓は、消防法において簡単な操作で使用できる設計とするよう義務付けられており、個々の設備にも操作法を示した標識の貼付が義務付けられているので、落ち着いて扱えば誰にでも操作しやすいものとなっているので有効活用が望まれる(消火栓に限らず誰もが利用できる設備(消火器、自動火災報知設備の押釦、避難器具など)は簡単な操作と操作法の明示が法による義務である)。
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