消費関数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/28 14:31 UTC 版)
先述のように、総需要曲線 A D {\displaystyle AD} は、次のように表される。 A D = C + G + I + X − M {\displaystyle AD=C+G+I+X-M} Y = C + G + I + X − M {\displaystyle Y=C+G+I+X-M} C = c 0 + c Y {\displaystyle C=c_{0}+cY} C:総消費 c0:基礎消費 (c0 > 0) c:限界消費性向(英語版) (0 < c1 < 1) Y:所得 この関数を消費関数、もしくはケインズ型消費関数という。限界消費性向とは「所得が増えた時、それに応じて消費はどれくらい増えるか」を示す値である。例えば所得が1万円増えた時に消費を2000円だけ増やすのであれば、限界消費性向は0.2となる。所得の増分以上に消費を増やすことは通常ないと考えられているため、限界消費性向は0より大きく1より小さい値だとされる。
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