消費増税による診療報酬引き上げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 16:47 UTC 版)
「診療報酬」の記事における「消費増税による診療報酬引き上げ」の解説
2019年(令和元年)10月1日の消費税の増税(税率10%)に伴う診療報酬の改定で、初診料は60円増の2880円、再診料は10円増の730円となり、患者の窓口負担額も増えることになった。 厚生労働省が2019年(平成31年)2月6日の中央社会保険医療協議会の総会で、診療報酬の見直し案を提示。初再診料や入院料の引き上げが了承された。入院料も、一般病棟の入院基本料の場合230~590円引き上げられる。医療機関が医療機器や医薬品や用度を仕入れる際には、消費税10%がかかるが、患者が窓口で払う料金は非課税のため、増税分は医療機関が負担することになる。そのため消費増税に際しては、医療機関の経営負担を減らすため、診療報酬の引き上げが行われた。
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