派生のバージョンと実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/03 08:41 UTC 版)
「Distributed Component Object Model」の記事における「派生のバージョンと実装」の解説
The Open Group は COMsource という DCOM 実装を開発した。このソースコードは The Open Group から入手可能であり、完全な文書も付属している。この文書によれば、COMsource のソースはWindows NT 4.0 のソースコードから直接持ってきたものであり、Windows NT Registry Service のソースコードもそれに含まれている。 WineのチームもDCOMを実装している。バイナリ互換性を確保する目的であり、DCOM をネットワーク上で使用するためではない。マイクロソフトのAPIを通してNDR(Network Data Representation)を実装するに留まっているが、可能な限り MSRPC と互換性を保とうとしている。 j-Interop は、Java上での MSRPC のオープンソース(LGPL)実装であり、DCOMサーバとやり取りするDCOMクライアントをJavaで作成することができる。
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