活字転倒の校正記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/04 09:02 UTC 版)
「文選 (出版)」の記事における「活字転倒の校正記号」の解説
校正記号には、活字の転倒を指摘する記号がある。活字には上下の方向が分かるように小さな溝が(下となる側に)掘られており、指で触れることによって判然とする。したがって、活字の転倒は拾う時ではなく、むしろ文選箱の中で、あるいはその後で発生することが多かった。転倒の校正記号は、後のDTP工程においては縦組み中の横文字の使用に限定されるようになり、ほとんど使用しなくなったので、本義から外れて「削除」の意に転用されることもある。
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