波波迦の木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 00:30 UTC 版)
境内にある波波迦の木は、昔、占いに用いられたと言われている。祭神の櫛眞知命は、神意を伺う占いの神であり、国家の大事を判断する亀卜や、大嘗祭に行われる神饌田卜定に関わる神として重んじられていた。古事記の天岩戸神話に 『天児屋命と布刀玉命を召して、天の香山の真男鹿の肩を全抜きて、天の香山のははかを取りて、占合ひまかなはしめて...』 とあり天香久山の雄鹿の骨を抜きとって「朱桜」の木の皮で焼き、吉凶を占ったとある。
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