大洋の女神とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > 交響詩 > 大洋の女神の意味・解説 

大洋の女神

(波の娘 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 08:11 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

音詩『大洋の女神』(または『大洋女神』、あるいは『波の娘』とも、フィン語Aallottaret英語The Oceanides作品73は、ジャン・シベリウス管弦楽曲である。

米国の実業家・慈善事業家のカール・ステッケルがイェール大学教授のホレイショ・パーカーを通じてシベリウスに打診した依嘱作品で、1914年に《交響曲 第4番》に先立ち完成され、同年6月4日コネチカット州ノーフォーク音楽祭においてシベリウス自身の指揮で初演された。当初は3楽章から成る組曲として計画されたが、結局のところ三部形式の音詩(交響詩)として実現された。シベリウスは渡米の前後だけでなく、米国滞在中にも改訂を続けており、いくつかの紆余曲折を経て現行の最終決定版に辿り着いた。

題材は愛国主義的なものではなく、ギリシャ神話によっている。英語の題名は、海洋神オケアノスの娘たちのオケアニデスを指しているが、フィン語の題名は「波の精たち」という意味である。

演奏時間

約10分

楽器編成

ピッコロフルート2、オーボエ2、コーラングレクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットホルン4、トランペット3、トロンボーン3、ティンパニトライアングルグロッケンシュピールハープ2、弦楽五部

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大洋の女神」の関連用語

大洋の女神のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大洋の女神のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大洋の女神 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS