河内二柱神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:43 UTC 版)
河内二柱神社(かわうちふたはしらじんじゃ)は、1161年(応保元年)に創建したと云われる雲上佐一郎に由来する神社。後白河天皇の第3皇子雲上佐一郎の双子の太郎・次郎を祀っている。ある日、雲上佐一郎が騙され殺されたため、双子は相之俣の元屋敷まで逃げてきたがその後病没したという。そのため、元々当神社は相之俣本屋敷に位置していた。しかし、1798年(寛政10年)に現在地に移転。1907年(明治40年)には字上ノ山の神明宮・大山祇神社合殿とその境内にある八坂神社と字久保平の神社を合祀。社殿内には絵馬(髪毛・麻糸・蛇・猫)と額(天狗・七福神・熊谷直美・平敦盛・幡随院長兵衛)が奉納されている。尚、熊の絵馬は熊を捕らえた時に奉納されたものである。また、境内に樹齢800年の大杉があり、これは1989年(平成元年)には旧朝日村名木百選に選出された。 境内には他にも、庚申塔(1792年/寛政4年)、金比羅(1853年/嘉永6年)、湯殿山(1863年/文久3年・1873年/明治6年)、馬頭観音(1865年/慶応元年)の石碑がある。
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