河内みかん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 01:02 UTC 版)
河内みかん(かわちみかん)は、熊本県熊本市河内町の金峰山山麓の西側で多く栽培されているウンシュウミカンである。
歴史
1782年(天明2年)に河内領主牛島七郎佐衛門橘公基が、それ以前に育てられていた小みかんより優れた温州みかんの栽培を奨励したことが始まりである[1]。 1934年(昭和9年)には河内町内に県立果樹実験場が設置され、生産向上や増殖を目的としてより高度なみかん栽培技術の普及が図られた[1]。 現在は主に4代目が栽培に従事しており、後継者育成も進められている[1]。
栽培されている主な地区
脚注
関連項目
- 河内晩柑 - 河内町に由来するブンタン類の品種。生産地は愛媛県南予地方および熊本県天草地方。
河内みかん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:27 UTC 版)
熊本県河内町(1991年2月熊本市に編入)の金峰山山麓の西側で多く栽培されている産地の総称。江戸後期からみかん栽培が勧められ、1934年には県立果樹実験場が設置。石垣を組んだ段々畑となっており、温暖な気候と八代海の反射光、石垣からの反射熱から良質のみかんが作れ、県最大の産地となった。一帯には4箇所の選果場があったが品質向上のために統合され、夢未来みかんとして出荷している。ブランドに「夢の恵」などがある。
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