沢庵和尚の方言記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 05:49 UTC 版)
但馬弁についての最古の記録に、出石生まれ出石育ちの沢庵和尚(1573-1646)が晩年に残した手記「結縄集(けつじょうしゅう)」があり、言葉についての経験や感想が記されている。この中で次のような記述があり、現代の北但馬のような連母音「アイ」の融合があったことが分かる。 「大」という字は、そのままに発音するとかたい感じがするので、「だい」と「でや」の中間を、すべらかして発音するのがよい。 但馬丹後の山家の者が、「背中きゃーてくれ」「手きゃーてくれよ」と言う。
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