沖縄の外人住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 02:18 UTC 版)
沖縄においては、本土の基地縮小とは逆に日本の主権回復後も基地機能が拡大されていった。増加する米軍人員を収容するための住宅需要が高まり、民間投資によるアメリカ人向けの大規模な土地造成と住宅地建築が行われた。現在も県中部の宜野湾市、北中城村、沖縄市、うるま市、北谷町、読谷村、嘉手納町などには多数の「外人住宅」が存在し、新築物件には主に高級士官、古い物件には下級軍人や軍属および日本人が居住し、独特の街並みと地域社会を形成している。沖縄の外人住宅はその気候的特性により早い時期から鉄筋コンクリート造りとされ、また集合住宅の形態を取るものも多いのが特徴である。
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