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江口重幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 22:41 UTC 版)

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江口 重幸
(えぐち しげゆき)
生誕 江口 重幸
(えぐち しげゆき)
1951年生まれ
日本
居住 日本
国籍 日本
研究分野 精神医学
医療人類学
文化精神医学
精神医学史
研究機関 東京大学医学部
出身校 東京大学医学部医学科
プロジェクト:人物伝
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江口 重幸(えぐち しげゆき、1951年 - )は、日本精神科医医療人類学者東京武蔵野病院名誉副院長。専門は臨床精神医学医療人類学文化精神医学精神医学史[1]

臨床精神医学を基本としながらも、医療人類学文化精神医学精神医学史領域などで多彩な活躍をみせる人物である。その訳業や自身の臨床経験から、解離性障害の研究でも知られる。

来歴

1951生まれ。1977年東京大学医学部卒業。長浜赤十字病院都立豊島病院を経て、1994年から一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院医員[1]。現在東京武蔵野病院名誉副院長、教育研究部長。

学会

著書

単著

  • 『精神科医からのメッセージ シャルコー —力動精神医学と神経病学の歴史を遡る』勉誠出版、2007年11月。ISBN 9784585052791

共編著

分担執筆

共訳

  • アーサー・クラインマン(著)、江口重幸、上野豪志、五木田紳(訳)『病いの語り —慢性の病いをめぐる臨床人類学』誠信書房、1996年4月。 ISBN 9784414429107
  • フランク・A・ジョンソン(著)、江口重幸、五木田紳(訳)『「甘え」と依存 —精神分析学的・人類学的研究』弘文堂、1997年2月。 ISBN 9784335650970
  • バイロン・J・グッド(著)、江口重幸、下地明友、三脇康生、五木田紳、大月康義(訳)『医療・合理性・経験 —バイロン・グッドの医療人類学講義』誠信書房、2001年5月。 ISBN 9784414428568
  • マーガレット・ロック(著)、江口重幸、山村宜子、北中淳子(訳)『更年期 —日本女性が語るローカル・バイオロジー』みすず書房、2005年9月。 ISBN 9784622071617
  • デイヴィッド・ヒーリー(著)、田島治、江口重幸(監訳)、冬樹純子(訳)『ヒーリー精神科治療薬ガイド』みすず書房、2009年7月。 ISBN 9784622074748
  • アーサー・クラインマン(著)、江口重幸、下地明友、松澤和正、堀有伸、五木田紳(訳)『精神医学を再考する —疾患カテゴリーから個人的経験へ』みすず書房、2012年1月。 ISBN 9784622076674
  • デイヴィッド・ヒーリー(著)、江口重幸(監訳)、坂本響子(訳)『双極性障害の時代 —マニーからバイポーラーへ』みすず書房、2012年11月。 ISBN 9784622077206
  • エドワード・ショーター(著)、江口重幸、大前晋(監訳)、下地明友、熊崎努、堀有伸、伊藤新、秋久長夫(訳)『精神医学歴史事典』みすず書房、2016年7月。 ISBN 9784622078685
  • イアン・ハッキング(著)、江口重幸、大前晋、下地明友、三脇康生、ヤニス・ガイタニディス(訳)『マッド・トラベラーズ―ある精神疾患の誕生と消滅』岩波書店、2017年8月。 ISBN 9784000248228

出典

  1. ^ a b 江口重幸『精神科医からのメッセージ シャルコー —力動精神医学と神経病学の歴史を遡る』勉誠出版、2007年11月。 ISBN 9784585052791

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関連項目

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