江代充
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江代 充(えしろ みつる、1952年12月20日 - 2025年3月22日)は、日本の詩人。
人物
静岡県生まれ[1]。広島大学教育学部卒。筑波大学附属聴覚特別支援学校教諭を務める[2]。1995年粕谷栄市、高貝弘也、法橋太郎と「幽明」創刊。1996年、詩集『白V字 セルの小径』で第1回中原中也賞候補。2020年、詩集『切抜帳』で高見順賞受賞[3]。
2025年3月22日、前立腺がんのため東京都台東区の自宅で死去した。72歳没[4]。
著書
- 『公孫樹』青土社, 1978
- 『昇天貝殻敷』書肆山田, 1983
- 『みおのお舟』書肆山田, 1989
- 『白V字セルの小径』書肆山田, 1995
- 『黒球』書肆山田, 1997
- 『梢にて』書肆山田, 2000(萩原朔太郎賞受賞[1])
- 『隅角ものかくひと』思潮社, 2005
- 『江代充詩集』(現代詩文庫 思潮社, 2015
- 『切抜帳』思潮社, 2019
脚注
- ^ a b 読売新聞 2025年3月24日 28面
- ^ 「文藝年鑑」2016
- ^ 高見順賞に江代充さん:日本経済新聞
- ^ “詩人の江代充さん死去 72歳 「梢にて」で萩原朔太郎賞、「切抜帳」で高見順賞”. 産経新聞:産経ニュース (2025年3月23日). 2025年3月22日閲覧。
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