氷室饅頭とは? わかりやすく解説

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氷室饅頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 08:04 UTC 版)

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氷室饅頭(ひむろまんじゅう)は、石川県に古くから伝わる饅頭。毎年7月1日初夏に食べられる縁起菓子である。こし餡の入った丸型の酒饅頭で、皮の色は白、赤(桃色)、緑の三色ある。

歴史

  • 江戸時代加賀藩前田家は、毎年7月1日(旧暦6月1日)になると氷室幕府に献上していた。加賀藩5代目藩主、前田綱紀の時代になると、金沢の菓子屋の道願屋彦兵衛の考案で饅頭が作られ、道中の無事を祈り神社に供えられた。この出来事が氷室饅頭の起源と伝えられる。
  • 明治時代になっても、7月1日は氷室開きの日(氷室の日)とされ、無病息災を願って饅頭を食べる習慣が残った。

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