水深測定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:25 UTC 版)
田沢湖が深い湖である事は昔から知られていたが、初めて測定されたのは1909年(明治42年)、湖沼学者の田中阿歌麿が麻縄に重りをつけ沈めて、397mを記録した時だった。翌年、秋田県水産試験場が同様に413m、1926年(大正15年)には田中舘愛橘がワイヤーロープで425mを記録した。1937年(昭和12年)から3年間行われた吉村信吉の調査では大まかな地形が明らかになった。湖底には2つの小火山丘があり、湖底平坦部の北西寄りに位置する直径約1kmのものを振興堆、南岸近くの直径約300mのものを辰子堆と命名した。また大沢地区の近くに傾斜50°・深さ300mの断崖があることも発見した。
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