民族よ武器を
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 02:11 UTC 版)
民族よ武器を (ドイツ語:Volk ans Gewehr) は、「君よ東方の朝焼けが見えるか(Siehst du im Osten das Morgenrot?)」のリフレインが有名な1931年の国家社会主義ドイツ労働者党の闘争歌。作詞・作曲はアルノ・パルドゥン(Arno Pardun)で、ヨーゼフ・ゲッベルスに献呈された[1]。曲想は有名な革命歌『兄弟よ、太陽へ、自由へ(Brüder, zur Sonne, zur Freiheit :原曲「憎しみの坩堝」)』の影響が現れている。歴史家 Jutta Sywottek は、戦争準備のための巧妙なプロパガンダ教育の手段と指摘している。戦後、この歌はニュルンベルク裁判において戦争犯罪の計画を示した証拠文書として採用された[2]。ドイツでこの曲を再生することは刑法典 § 86a . により禁止されている[3]。オーストリアでは、1947年の禁止法 § 3 が同様の規定である。
- ^ http://www.volksliederarchiv.de/text3089.html
- ^ Jutta Sywottek: Mobilmachung für den totalen Krieg. Die propagandistische Vorbereitung der deutschen Bevölkerung auf den Zweiten Weltkrieg. Opladen 1976, S. 89 Fußnote 233.
- ^ Bundesamt für Verfassungsschutz (Hrsg.): Symbole und Zeichen der Rechtsextremisten. Köln 2008, S. 51 (Online, abgerufen am 10. Mai 2011).
- ^ "\"Volk ans Gewehr\" — Universität Bonn". 2021年2月16日閲覧。
- 1 民族よ武器をとは
- 2 民族よ武器をの概要
- 3 関連項目
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