氏爵の推挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 20:54 UTC 版)
正六位上の氏人から一人を従五位下に推挙する制度。律令制では五位以上は貴族として多くの特権が認められるため、希望者は氏長者に熱心な働きかけをした。この権限は推挙する者を「是とし定める」ことから是定と呼ばれた。なお橘氏は平安中期に公卿が絶えたため長者と是定が分離し、是定は藤原氏の公卿、多くの場合摂政・関白が就任するようになった。
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