残存元本
投資信託は、設定する投信ごとに投資者から資金を集め、それを信託財産として運用します。これが信託財産の設定額で、投資運用する元本に当たります。投資家は、途中で利益の配分を受けながら満期に償還金を受け取ります。ところが、満期がくる前に中途解約や買い取りを求める投資家がいます。日本の信託は、中途解約や買い取りに応じるものなので、信託会社は手数料を取って中途解約や買い取りをします。つまり、その分だけ信託財産が減ることになります。言い換えれば、残存元本が多いということは、中途解約や買い取り請求が少ないことを示しています。また、残存元本が設定額の20%を割ると、資金は投資家に返されます。
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