歴史・島名の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 15:51 UTC 版)
1470年もしくは1471年に、ポルトガルのペロ・デ・エスコラールが発見したとされる。それ以前は無人島だったと言われている。使徒トマスの日である12月21日に発見されたため、サントメ(ポルトガル語で聖トマスの意)と名づけられた。1493年に、アルヴァロ・カミニャのポルトガル人入植者達が無人島だったサントメ島に入植した。ポルトガル人はアフリカ大陸から奴隷を購入し、サトウキビやカカオ豆の農場で働かせた。19世紀に奴隷制度は廃止されたものの、その後も奴隷の扱いはあまり良くなかった。多数の奴隷が不満を募らせたこともあり、1975年にサントメ・プリンシペ民主共和国としてポルトガルから独立した。
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