正角性とは? わかりやすく解説

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正角性

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正角性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 22:46 UTC 版)

正角図法」の記事における「正角性」の解説

地図投影法における正角性とは、小さな図形であればどんな角度であっても、元の図形と同じ角度地図上に表示される事を意味する。したがって小さな図形であれば地球上で実際の形と地図投影された形とがおおよそ相似になる。また狭い範囲の中であれば地球上で長さ等し図形は(方向に関係なく)地図上で長さ等しくなる。つまり狭い範囲見れば等長写像近似できる。これをテイソーの指示楕円で見ると、正しい円が表示されていれば、そこで正角になっている多く地図投影法では、図法定義する中心点標準線の近く正角になる(モルワイデ図法では中央経線上の北緯および南緯4044分の2点周辺)。しかし図法中心から外れると形が歪む場合がある。ここでいう「形の歪み」とは、平行四辺形状に傾けたり、縦だけ引き延ばしたような歪み方である。全ての方向均等に拡大した回転しただけのものは相似であり、「形の歪み」には含まれない

※この「正角性」の解説は、「正角図法」の解説の一部です。
「正角性」を含む「正角図法」の記事については、「正角図法」の概要を参照ください。

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