正法院 (豊島区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 04:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 正法院 | |
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| 所在地 | 東京都豊島区西巣鴨4-8-1 |
| 山号 | 慈雲山 |
| 院号 | 正法院 |
| 宗派 | 天台宗 |
| 本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 創建年 | 天平2年(730年) |
| 開山 | 行基 |
| 法人番号 | 9013305000168 |
正法院(しょうぼういん)は、東京都豊島区にある天台宗の寺院。
概要
730年(天平2年)、行基によって開山された。当院は、同年に創建された下谷神社の旧別当寺でもあった。元々は上野山(現上野恩賜公園)に位置していたが、江戸時代初期に寛永寺建設のため、下谷に移転した[1]。
明治時代の神仏分離政策により、当院は下谷神社から切り離された。1905年(明治38年)に現在地に移転した[1]。
当院の本堂の裏にある旧本堂は、寛永寺貫首(輪王寺宮)公現入道親王(後の北白川宮能久親王)の書院を下賜されたものである[2]。
境内には、「石根権現」を祀る祠がある。この「石根権現」の神体は、縄文時代の磨製石器の一種の石棒で、縄文中期のものと推定されている[2]。
墓所
交通アクセス
- 西巣鴨駅より徒歩5分。
脚注
参考文献
- 伊藤栄洪、堀切康司 著『豊島区史跡散歩 (東京史跡ガイド16)』学生社、1994年
関連項目
- 正法院_(豊島区)のページへのリンク