正しくなさと過剰修正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 17:09 UTC 版)
「Between you and I」の記事における「正しくなさと過剰修正」の解説
この文脈における「過剰修正」という用語は、彼らが間違いであると考えることを「過剰に修正」する話者(または書き手)が、それによって結果的に誤りを犯してしまった文法的に正しくない用法を指す。「The Columbia Guide to Standard American English」の著者ケネス・G・ウィルソン(英語版)は、過剰修正が「古い間違いを避けようとして我々が犯す新しい間違い」であると述べ、「between you and I」を一例として引用した(ウィルソンは「between the two of us」と言った方がよい、と述べている)。 この言い回しが過剰修正の例と見なされるためには、まずは文法的に正しくないと見なされなければならない。この言い回しを正しくないと判断している文法学者や作家にはポール・ブラインズ、オックスフォード英英辞典、Grammar Girl(英語版)がいる。2000年代初頭のBBCの調査では、 "between you and I" がBBC視聴者の「最もいらいらさせる文法間違い」の第1位となった。しかしスティーブン・ピンカーを含む多くの文法学者と言語学者はこの言い回しが文法的に許容されると考えている。
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