正しく気管挿管されたことの確認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 03:42 UTC 版)
「気管挿管」の記事における「正しく気管挿管されたことの確認」の解説
気管内チューブが気管内にあることの確認法として以下に列挙した方法がある。なお、1~6に関しては食道挿管に挿入された状態であっても挿入が確認できるという誤認があり得るので、注意が必要である。最後に述べている8番目の方法が最も確実である。 胸郭が上下する 両胸部の聴診で呼吸音が聴取できる 上腹部の聴診では呼吸音が聴取できない 呼気時に気管内チューブの内面が曇る 胸部を圧迫すると空気が気管内チューブから出てくる 頚部に指を置きながら気管内チューブのカフを膨らませると、カフの膨らみを経皮的に感じることができる 気管内チューブに20~50mlの注射器を接続し陽圧をかけると、抵抗なく空気が戻ってくる 呼気二酸化炭素濃度が連続的に検出されている
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