歌曲集「糸杉」 (Cypřiše) B.11
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「アントニン・ドヴォルザーク」の記事における「歌曲集「糸杉」 (Cypřiše) B.11」の解説
1865年、音楽の家庭教師を務めていたヨゼフィーナ・チェルマーコーヴァーに恋愛感情を抱くが、失恋した想いから生まれた歌曲集。モラヴィアの詩人グスタフ・プレガー=モラフスキーの詩集「糸杉」に付曲したもので、18曲から成る。このままの形での出版はなされなかったが、後に手を加えて「4つの歌曲」作品2、B.124、歌曲集「愛の歌」作品83、B.160に分けて全12曲が出版された。また、12曲が1887年に弦楽四重奏のための「糸杉」として編曲されており、作曲者がこの歌曲集に深い愛着を持っていたことが分かる。
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