欧州委員会との兼ね合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 07:51 UTC 版)
「欧州対外行動局」の記事における「欧州委員会との兼ね合い」の解説
欧州委員会は援助、開発、エネルギーと連合の拡大に関する権限を自らに残そうとした。これらの分野では担当する欧州委員会の委員が主導することとなり、必要に応じて上級代表と合同で活動することになっている。欧州対外行動局には欧州委員会が担当している分野の部署を有しているが、決定にあたっては上級代表と担当委員との合同でなされなければならない。 ところがアシュトンの当初の構想では欧州対外行動局が、少なくとも近隣政策や国際開発分野も担うことになっていた。結局は欧州委員会との妥協により、開発分野については5つある計画サイクルのうち3つを欧州対外行動局が欧州委員会から引き継ぐことになった。
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