次原隆二とは? わかりやすく解説

次原隆二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 13:36 UTC 版)

つぎはら りゅうじ
次原隆二
別名義 RYU、Ryu
生誕 (1958-09-30) 1958年9月30日(66歳)
日本福岡県鞍手郡鞍手町
職業 漫画家実業家
活動期間 1980年 -
ジャンル 少年漫画青年漫画
代表作よろしくメカドック[1]
レストアガレージ251車屋夢次郎[1]
テンプレートを表示

次原 隆二(つぎはら りゅうじ、1958年9月30日[2] - )は、日本漫画家実業家福岡県鞍手郡鞍手町出身[2]。別ペンネームにRYUコアミックスの設立メンバー。代表作に『よろしくメカドック[1]、『レストアガレージ251車屋夢次郎[1]、など。自動車整備士の免許を取得しており[2]、メカを扱った作品が多い。

来歴

読売東京理工専門学校自動車学科(現・読売自動車大学校)卒業後、1979年に第17回手塚賞佳作作品『翔べ雷音図』(『週刊少年ジャンプ』)でデビュー。1982年に国産市販車のチューニングを扱った『よろしくメカドック』(『週刊少年ジャンプ』)を連載。以降も刑事モノやスポ根モノを多数発表する。

『週刊少年ジャンプ』の担当編集者であった堀江信彦やジャンプ時代の同期であった原哲夫北条司らと共に、編集プロダクションコアミックス」を設立(2022年4月1日現在、取締役[3])。新潮社を発売元として2001年に創刊した『週刊コミックバンチ』で『レストアガレージ251車屋夢次郎』を連載した。2010年、コアミックスは新潮社に替わり徳間書店を新たなパートナー(発売元)として『月刊コミックゼノン』を創刊し、RYU名義で『内閣総理大臣 桜庭皇一郎』を連載した。なお、ジャンプ時代の作家仲間として北条、原のほか高橋陽一とも親交があり、1980年代は高橋の草野球チームの投手として参加し[4]、集英社のバスケットボール部にも一緒に参加していた[5]

2018年4月に吉本興業が沖縄県那覇市に設立した学校法人「沖縄ラフ&ピース専門学校」にコアミックスは全面協力しており、次原も講師として教壇に立ち、後進の育成に力を注いでいる[6]

作品リスト

連載

  • 暴走ハンター(1980年、『週刊少年ジャンプ』連載)
  • よろしくメカドック(1982年 - 1985年、『週刊少年ジャンプ』連載、全12巻)
  • ROAD RUNNER(1985年 - 1986年、『週刊少年ジャンプ』連載、全3巻)
  • F-1倶楽部(1987年、『WJ増刊 少年ジャンプ 1987年 Winter Special』掲載)
  • 特別交通機動隊 SUPER PATROL(1987年、『週刊少年ジャンプ』連載、全2巻)
  • 隼人18番勝負(1989年、『週刊少年ジャンプ』連載、全2巻)
  • ホビー戦士燃えろ武伊!(1990年 - 1991年、漫画担当。原作:岬満、『ブイジャンプ』連載)
  • ドンボルカン-聖なる男の伝説-(1991年、『週刊少年ジャンプ』連載、全2巻)
  • 東京犯罪物語〜菩薩と不動〜(1994年、『週刊少年ジャンプ』連載)
  • 元気やでっ(1995年、脚本担当。原案:土屋守・漫画:山本純二、『週刊少年ジャンプ』連載、全1巻)
  • TOMORROW(1996年、『月刊少年ジャンプ』連載)
  • 日本国初代大統領 桜木健一郎(1999年 - 2000年、「Ryu」名義で作画担当。原作:日高義樹、『BART』連載、全3巻)
  • レストアガレージ251車屋夢次郎(2001年 - 2010年、『週刊コミックバンチ』連載、全33巻)
  • 少年リーダム 〜友情・努力・勝利の詩〜(2009年 - 2010年、原案:西村繁男「さらば、わが青春の「少年ジャンプ」」、『週刊コミックバンチ』連載)
  • 内閣総理大臣 桜庭皇一郎(2011年 - 2012年、「RYU」名義、『月刊コミックゼノン』連載)

アシスタント

脚注

出典

  1. ^ a b c d 次原隆二(インタビュアー:宗平光弘)「今だからこそ面白い! 『よろしくメカドック』作者 次原隆二先生インタビュー」『グーネットマガジン』、プロト、2019年2月6日https://www.goo-net.com/magazine/cartopic/mechadock/41365/2023年8月29日閲覧 
  2. ^ a b c まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、246頁
  3. ^ 会社案内”. 株式会社コアミックス (2022年4月1日). 2022年9月13日閲覧。
  4. ^ 「うちのチームの投手は次原隆二先生 コントロールが抜群<高橋陽一>」『週刊少年ジャンプ第45号』集英社、1986年10月20日、352頁。
  5. ^ 「次原先生がバスケチーム仲間入り 経験者だからとても上手い<高橋陽一>」『週刊少年ジャンプ第23号』集英社、1986年5月19日、352頁。
  6. ^ 「沖縄ラフ&ピース専門学校」開校”. コアミックス (2018年4月9日). 2022年9月13日閲覧。
  7. ^ 『特別交通機動隊 SUPER PATROL』2巻
  8. ^ 週刊少年ジャンプ特別編集『全史『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』 剣心華伝』集英社、1999年12月22日初版発行、ISBN 978-4087820379、144 - 145頁

外部リンク


次原隆二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 17:22 UTC 版)

北条司」の記事における「次原隆二」の解説

同じく堀江担当であった漫画家仲間コアミックス共同設立者一人北条がまだ福岡在住していたデビュー時期にインフルエンザ倒れて原稿落としかねない状況となり、近くにいる漫画家として紹介され手伝い入った事がある

※この「次原隆二」の解説は、「北条司」の解説の一部です。
「次原隆二」を含む「北条司」の記事については、「北条司」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「次原隆二」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「次原隆二」の関連用語

次原隆二のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



次原隆二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの次原隆二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの北条司 (改訂履歴)、和月伸宏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS