機能と位階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 13:40 UTC 版)
13世紀以来、枢機卿は緋色(カーディナルレッド)の聖職者服を身にまとう習慣がある。緋色は、信仰のためならいつでもすすんで命を捧げるという枢機卿の決意を表す色である。 教会法典第350条によれば、枢機卿には以下の三つの位階が存在する。 司教枢機卿 司祭枢機卿 助祭枢機卿 これらは、カトリックの聖職位階である司教・司祭・助祭とは直接関係のない、意味の異なるもので、「司祭枢機卿」や「助祭枢機卿」であっても原則として枢機卿は司教の叙階を受けた聖職者の中から選ばれるので、実際には既に司教叙階を受けている者がほとんどである。
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