橘氏関連遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 22:57 UTC 版)
井手左大臣と呼ばれた橘諸兄の邸宅や関係する社寺について確定した遺跡は無いが、京都府井手町にある奈良時代の寺院遺跡の井手寺跡が諸兄が創建したと伝えられ、大門、中島、石橋、泉水などの地名が残っている。この付近には聖武天皇が行幸したという記録のある相楽別業もあったという説が有力である。また井手町に近い木津川市の神雄寺跡が橘氏の造営に成るものとされている。他にも井手町内には「別業の井戸」と伝えられる六角井や、諸兄の墓とされる北大塚の古墳など彼に関する史跡や伝承が多く残っている。
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