構造・形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/19 19:05 UTC 版)
現在、ブランケットの構造や形態として考えられている1つの例として、ITER(国際熱核融合実験炉)用に開発中のものについて説明する。核融合炉の内壁壁面にブランケット・モジュールをタイル状にきっちりと並べたモジュール構造をとる。ITERでは400個-700個程度のブランケット・モジュールが、下部のダイバータ部分を除く内壁一面を埋め尽くす。 サイズ:幅2m、高さ1m、厚さ約40~50cm 程度 3種類のモジュールがある。 主モジュール プラズマに曝される大部分の壁面に使用される。 バッフル・モジュール ダイバータ近くの壁面を担当してガスの逆流を抑制する。 リミッタ・モジュール プラズマ生成と消滅時に形状制御の役割を担う。
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