植民地支配前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 18:06 UTC 版)
「フィンガー・レイクス」の記事における「植民地支配前」の解説
フィンガー・レイクス周辺には、イロコイ族(北アメリカ大陸の先住民族の1つ)よりもさらに前に、この地域に何らかの民族が住んでいた証拠が存在する。その証拠というのは、ブラフポイント石造物のような石造りの遺跡である。この石造りの建造物を作り上げた人々については、まだほんの少しのことしか判っていない。 フィンガー・レイクス周辺は、イロコイ族の居住地の中心地であった。イロコイ族というのは、Seneca nation(セネカ族)とCayuga nation(カユガ族)を含んでいる。この2つの部族の名前が、フィンガー・レイクスの中でも特に大きな2つの湖の名称の由来となっている。(セネカ湖とカユガ湖) なお、この地域に住んでいたのはイロコイ族だけではなく、例えばツカロラ族は、1720年頃からフィンガー・レイクス周辺に住んでいた。また、オノンダガ族とオナイダ族は、この地域の東端部に住んでいた。そして、一番東にはモホーク族(Mohawk)が住んでいた。
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