梁魁(りょうかい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 09:27 UTC 版)
梁渓の長男で梁適の兄。豪放磊落な性格で、国の宝を金に変えて博打に明け暮れ勘当されていたが、国の一大事を見過ごせず帰参してくる。孫子の兵法に通じた武人であり、同門の客人を共に連れて帰るが、なぜか客人は帰参エピソード以外では登場しない。戦う術を教える孫子の梁魁と、不戦の教えを守る革離とは水と油だったが、はじめは敵対していたものの革離の能力を認め梁城の戦闘隊長、また一兵卒として活躍するようになる。城に潜入した敵兵に致命傷を負わされ、単独で敵陣に潜入、巷淹中将軍を暗殺しようとするが失敗する。自分の亡骸を梁の民に知られたくないから、自分の亡骸は易水に捨ててくれとの願いを巷淹中が聞き入れ、易水の流れに葬られる。しかし彼の遺骸は梁の民に発見され、梁に害を及ぼすこととなる。
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